小学校に入ると、いよいよ本格的な勉強がスタートします。もちろん、学校の授業も大切ですが、同時に取り組んでいきたいのが「自宅学習」です。 小学校1年生のうちから自宅学習で、コツコツ机に向かうことを習慣づけることで、学年が上がっても意欲的に勉強に向き合える と言われています。 とはいえ、 「自宅学習」はやり方を間違えると、子どものやる気を落としてしまう ことも…。 そこで今回は、自宅学習をスムーズに進めるためのコツを、教材に最適なドリルや絵本と合わせてご紹介していきます。. 自宅学習と聞いても、ピンとこない。「学校の授業だけではダメなの?」あるいは、「塾のほうがいいのでは?」と思うかたもいるのではないでしょうか。もちろん、学校の授業は大切ですし、塾にもメリットがあります。しかし、同時に自宅学習を習慣づけることも重要です。まずは、 自宅学習がどうしておすすめなのか。 その理由や、小学校1年生のうちから始めるメリットを解説します。. 自宅学習の最大の目的は、 「学習習慣」をつける ことです。小学校、中学、高校、大学…とこれから長い年月、勉強は続いていきます。そんななか、「学習習慣」が身についていないと「勉強が嫌い、苦痛」にもなりかねません。低学年のうちから毎日コツコツ机に向かう時間をつくっておくことで、勉強の習慣は身についていきます。さらに、自発的に学習ができるようになれば、「自分で考える力」や「問題を解決する力」も身につき、今後の勉強はもちろん、受験や就職後の生活にも生かされていきます。. 勉強についていくためには、 「塾に通わせたほうがいいのだろうか」 と迷うかたもいるのではないでしょうか。その際にネックになってくるのが、経済的な負担です。塾や学習教室などに通うと、月に10,円以上の費用がかかることは少なくありません。一方「自宅学習」は、基本的には市販のドリル代などにかかる費用のみ。 塾やお稽古に通うよりも、安くおさえられる ことも「自宅学習」のメリットです。. 自宅学習は、 「自分のペース」で勉強ができる ことも大きなメリットです。というのも、塾や学習教室などの場合、自分が理解したかどうかに関係なく授業が進んでしまい、置いていかれてしまうことも。また、わからないことがあっても先生に質問ができないというお子さんも少なくないようです。その点、自宅学習ならば、自分が納得できてから次へ進むことができますし、家族にならわからないことも気軽に聞けます。また、 子どもの体調や都合に合わせて、勉強内容や時間を変更ができる のも自宅学習ならではです。. いざ、「自宅学習」を始めようと思っても、 「机に向かってくれない」「すぐに飽きてしまう」 といった状況に直面してしまうことも。そんなときに大事になってくるのが、 親の関わり方やサポート です。子どもに、やる気になってもらうためにはどうすればいいのか。ここでは、 4つの 具体的なポイントをご紹介します。. 小学校1年生の子どもにとって、自らの意思で学習習慣をつけることは簡単ではありません。だからこそ、親が寄り添ってあげながら、 親子で一緒に勉強する ことが大切です。親はそばで見守り、子どもから質問があれば答えてあげましょう。その際、すぐ答えを教えるのではなく、 答えにたどり着くためのヒントを教えてあげる といいでしょう。「疑問に答えてくれる」「ヒントをくれる」ことへの感謝や敬意の気持ちから、親子間の信頼関係も深めることができます。. 低学年のうちは、 リビングなど親の目が行き届く場所で学習する ことがおすすめです。親も寄り添ってあげやすくなりますし、子どもも質問がしやすくなります。ただし、テレビがついていたり、まわりにおやつ、ゲーム機やおもちゃなどがあったりすると、子どもは気が散って集中ができません。勉強するときは、 必要のないものは目につかないところへ片づけ て、学習に集中できる環境を整えてあげましょう。. 小学校1年生の集中力が続くのは、 10分程度 と 言われているので、自宅学習も 「学年×10分前後」 を目安にするといいでしょう。長く続けても、気が散ってしまったり、飽きてしまいます。また、その状態で無理に続ければ、勉強に対してマイナスな感情が芽生えてしまうことも。自宅学習は、 気持ちが集中する時間内で終わるせることも重要 です。そして、意識したいのは、 1日 たくさんやることより毎日の継続です。短時間でいいので、毎日コツコツ続けることで、学習習慣が身についていきます。. 子どもが、勉強し終えたら「今日も、がんばったね」「上手になったね」など、 ささやかなことでもいいので褒めて あげましょう。褒められたことで、「勉強は楽しい」「褒めてもらいたいから、勉強したい」という気持ちが沸き、それらは勉強意欲や自信につながります。反対に間違いを強く指摘したり、できないことを責めたりすると「叱られたくない」という思いが強く残り、勉強が嫌いになってしまうことも。失敗したときも、「次はできるよ」「大丈夫だよ」と、 前向きな言葉で励ますことが大事 です。. 学習習慣を定着するためにもっとも必要なのは、 「勉強が楽しい」と思う気持ち です。楽しいと思えれば、次の日もやりたくなります。逆に、「勉強は嫌なこと」「つまらない」という気持ちが芽生えてしまうと、机に向かうことができません。「楽しい」「もっとやりたい」と思ってもらうために、次に紹介するひと工夫を取り入れてみましょう。. 勉強をはじめるとき、 「好きな科目」と「苦手な科目」どちらを先にやるべき? と迷うかたもいるのではないでしょうか。この場合、ぜひ 「好きな科目」から はじめましょう。というのも、「勉強は楽しい」という気持ちを後押ししてくれるのは、「できた!」という達成感や自信です。もし、苦手な科目を先にやってしまい、できなかったり間違えが多くあったりすると、達成感が味わえず、やる気が下がってしまいます。まずは、「好きな科目」からはじめて、 やる気を引き出す ことが大切です。. ふつうに机に向かうだけでは、やる気がでなかったり、飽きてしまうこともあります。そこで、ちょっとしたゲーム感覚で楽しみながら勉強ができる工夫をするといいでしょう。例えば、 「〇分以内に〇問を解く」など、あえて制限時間を決める のもおすすめです。やる気に火がつくことはもちろん、「クリアできた!」という、 まるでゲームを攻略したような達成感 を味わいやすくなります。また、 音や動画などが豊富に使われている「タブレット学習」 なども、紙の教材では得られない楽しさがあり、モチベーションアップにつながります。. 小学校1年生が自宅学習でやるべき勉強は、 「読み・書き・計算」 が中心です。 「読み」 は、声を出して文章を読むこと。教科書の文章がスラスラと読めるように、繰り返し音読を練習しましょう。 「書き」 は、ひらがな、カタカナ、習った漢字を書くこと。バランスよくスムーズに書けることを目指します。また、書くことによって、鉛筆の使い方や、字を書くために必要な指の力を養うこともできます。 「計算」 は、足し算、引き算。単に問題を解くだけでなく、「増える・減る・足す・引く」それぞれの意味を理解することや「速く、正確にできる」ことも大事です。. 自宅学習をスムーズに進めるためにそろえたいのが、ドリルや絵本など教材です。まだ勉強に慣れていない小学1年生は、無理のなく解ける内容から始めましょう。そして、 「楽しい!」と思って取り組めること、「明日もやりたい!」と思える工夫があるもの がおすすめ。ここでは、小学1年生にぴったりの 12冊をピックアップしました。. 物語、説明文、詩などの読み取り、問題に答えていくドリル。無理のない量の問題数で構成された 1枚を 、毎日「やりきる」ことで自信をつけることができます。やる気アップにつながる「できたよシール」も付属 。1回 終わるごとに、シールを台紙に貼っていけば、毎日のがんばりを目で認識できるので勉強の励みに! さらに、専用の 「勉強管理アプリ」 に時間や点数を記録 していけば、成績のグラフ化も可能です。アプリには、 内容に合わせて賞状やメダルがもらえたり、勉強をがんばるとキャラクターが育ったりする 仕組みも搭載。やるごとに楽しみや達成感を味わうことができます。. 小学1年生の自宅学習は長い時間やるよりも、 短い時間でいいので毎日続けることが大事 です。このドリルの1日分は、たった 5分 で解ける問題数。 「毎日ちょっとずつ勉強」を習慣づける のに、ぴったり です。ドリルは表と裏が1回分になっていて、表面にある問題用の文章は、どれもサクッと読める長さ。集中力を切らすことなく最後まで読めるので、設問にもスムーズに取り組むことができます。裏面は、表の文章で出てきた漢字を復習ができる仕様に。 1回分はあっという間に終わる量ですが、 コツコツ積み重ねることで、説明を読み取る力、要点を捉える力などを鍛えることができます。. イラストに合った正しい「ことば」を選んだり、間違いを探したりするページ、 「は」「を」「へ」などの使い方を覚えるページ、イラストを見ながら「だれが、だれに、何を、どうする」などを書いていくページなど、 さまざまな展開で「言葉のきまり」を覚えていく ドリル。言葉の知識や語彙が増えていくことはもちろん、作文や記述問題に役立つ「書く力」や、文章の読解に役立つ「読む力」も伸びていきます。無理のない量の問題数で構成されていることもポイント。 「1日1枚」を 「やりきる」ことができるので、達成感や自信につながります。. ドラゴンがたくさん登場する「カッコよさ」を追及した「ドラゴンドリル」シリーズの 計算ドリル。5までの数の練習からはじまり、スモールステップで進みながら、 までの数の足し算 ・引き算まで無理なく覚えることができます。 問題を解くごとに得られる大きなキラキラシール が日々の勉強のモチベーションに! シールを貼っていくと、カッコいいドラゴンのイラストが完成していくので、どんどん進めたくなります。 魔法書やダンジョンをモチーフにしたページのデザイン も魅力。 めくるだけでワクワクする仕掛け がいっぱいで、楽しみながら勉強ができます。. 反復学習で基礎力の向上を目指す 「陰山メソッド」 を確立し脚光を浴びた、陰山英雄先生監修の「早ね早おき朝5分ドリル」シリーズ。朝の短い時間でも取り組めるように、1日分はたった5分。毎日コツコツ続けやすく、続けることで基礎力を定着することができます。各ページに例題がついているところもポイント。解き方をきちんと把握できるので、スムーズに取り組むことができます。 1回終わるごとに達成シールをシートに貼っていきましょう。どこまで進んだかがわかると、子ども のやる気も上向きに。. 小学校3年生のときから、学校へ行けなくなってしまった息子をもつ作者が、当時の息子の言葉を元に、息子と一緒につくった絵本。ある日学校に行けなくなった、りおくん。でも、「本当は学校に行きたい。みんながふつうにできていることを僕もやりたい…」そんな思いを抱いています。学校に通えなかった子が、まわりの協力を得て、少しずつ学校で過ごす時間を増やしていく姿が描かれていく1冊。 主人公やまわりの人の気持ちを考えたり、理解する力もついていきます。. パソコンやタブレットなどを使って問題を解いたり、解説を聞いたりできる学研の 「ニューコース学習システム」 も、楽しく学べる教材のひとつです。「ニューコース学習システム」は、 創業70年余、学校現場に寄り添った教材の開発を行ってきた学研が、そのノウハウを生かして開発した教材。 学校や自治体などでも活用されていますが、自宅学習の教材としてもぴったりです! 児童でも操作しやすい画面設計なので子ども一人でも学習ができますし、ドリルは1単元5~10分ほどで回答できる内容なので、朝の短い時間でも効率的に勉強に取り組めます。. なかには、自宅学習は「高学年なってからでいい」と思うかたも、いるかもしれません。しかし、 自宅学習は低学年のうちに身に着けておくことがとても重要 です。高学年になると、勉強内容が難しくなったり、勉強以外のやりたいことが増えてきます。そういったなかでの習慣づけは、ハードルが上がってしまうからです。. 入学したばかりで、まだ内容が難しくない小学1年生のときこそ、習慣づける最大のチャンス。 短い時間でもいいので、毎日机に向かうクセをつけていきましょう。. あわせて読みたい 小学生. 学研のこどもアプリ 学研のこども向けアプリのご紹介です。ドラゴンドリル、お金教育、かず、知育、英語、ひらがな、カタカナ、時計など幼児~小学生の学習にピッタリのアプリが大集合。人気の書籍や雑誌から生まれたアプリもたくさんあります。. マナビスタについて マナビスタは学研グループの家庭学習応援サイトです。 もっと見る.
小学生のゲームはやり方が大事!親子ともにストレスのない「守れるルール」を決めよう
‘ж‚QЏН‚±‚к‚©‚з‚М‰Ж’л‹і€з‚МЌЭ‚и•ы 肢体不自由、知的障害、自閉症、ADHDやLDなどの障害のある子に対する教育実践を積むとともに、地域の学校現場や保護者などからの「ちょっと気になる子」への相談支援にも ヨンデミーは、AI ヨンデミー先生のサポートとゲーム感覚で楽しめるアプリによって、子どもが読書にハマるオンライン習い事。 1日3分のミニレッスンから始まる読書習慣 子どもに伝えたい「心に響くちょっといいはなし」 - 豊かな心を育てる道徳教育コーナー | 広島県教育委員会広島は7月の豪雨によって多くの被害を受けました。山陽本線も不通となり,2か月近く新幹線による代替輸送が行われました。その間、仕事帰りの新幹線は大混雑で、さながら通勤ラッシュの満員電車のような状況でした。座席に座ろうと思えば、30分近く前から並ばないといけない状況が続いていました。そういった通勤を続けていた夏の暑い日のことです。 その日も、帰りの新幹線の広島駅のホームは帰宅する人でごった返していて、猛暑でみんな汗をダラダラと流しながら新幹線の到着を待っていました。そのため,少し殺伐とした雰囲気もありました。なんとか座って帰ろうと私も30分近くホームに並んで待ちました。やっと新幹線が到着し,車内に入って座ることができてほっとしていたところ,ふだんは新幹線を使っていないだろう,小さい女の子とそのおじいさんと思われる2人が乗ってきました。2人はふだんの新幹線ではありえないような大混雑にとまどっているようでしたが,座ることはできず,車内の通路に立つことになってしまいました。小さな女の子もおじいさんに「ここに立っていよう。」と言われ,とまどいつつも立っていようとしていました。 座ってほっとしていた私は,譲った方がいいなとは思ったのですが,3人席の一番奥に座っていたため,どうしようかなと逡巡していたところ,近くの男性が,なんのためらいもなく,「どうぞ、座ってください」と譲られました。私はその光景を見ながら,座られていたということは,おそらく暑い中,何十分もホームに並ばれていたと思われるのに,何のためらいもなく譲れる姿に,暑い日でしたが,爽やかさを感じました。また,ためらわなかったことで,女の子にもおじいさんにも必要以上の恩を着せるということがなかったようにも思いました。 私も,相手に負担や重荷を背負わさないような思いやりを届けるようになりたいなと思いました。. ちょっと前のことになります。 私が小学1年生のときの担任のY先生(女性)がこの春定年退職されました。 もう30年余り前のことになりますが,目元がキリッとした声のよく通る先生で,先生になりたてのころの若さ一杯の颯爽としたY先生の姿は今も鮮明な記憶として残っています。 卒業した後も年1回の年賀状のやりとりは続いていましたが,30年という時を経てもなお,私の記憶の中のY先生はいつも小学校1年生のときの若々しい姿でした。(頂く年賀状が今流行の家族の写真入りのものでなく,文字と絵のものだったこともありますが・・・しかし添え書きされる自筆の字は昔ノートに書かれたものと変わらない端正なものです。) 「まだまだ老け込むには早いです。人生これからです。」 などと月並みな激励の手紙をしたためたところ,やや間をおいて返事の手紙をいただきました。 近況の報告に交えて「私もおばあちゃん1年生になりました。」との文字。めでたく初孫御誕生とのことでしたが,単なる「おばあちゃん」ではなく「1年生」と書かれた文字に,いつも新たな気持ちでというY先生の前向きな姿勢,孫と一緒に私もまだまだ成長していくんだという思いや,孫を授かったという無上の喜びなどいろいろな思いが込められているように感じました。 「おばあちゃん1年生ですか。頑張ってください。」 と心の中で再度先生にエールを送ると,記憶の中の先生のキリッとした目元がゆるんで,少しはにかんだように見えました。. 庄子寛之 (東京都 公立小学校教員) この映画からたくさん感動しましたが、 一番見てほしいのは、手作りの卒業式・入学式です。 現在日本の公教育では、 例年通りのどこでも一緒の行事が行われています。 「子供たちのために」なんて声はよく聞かれるのに、 例年通りの行事が行われていく。 「任せる」「見守る」「そのままでいい」 公立でもできるそんなヒントがたくさん散りばめられている考えさせられる映画です。. 自宅学習をスムーズに進めるためにそろえたいのが、ドリルや絵本など教材です。まだ勉強に慣れていない小学1年生は、無理のなく解ける内容から始めましょう。そして、 「楽しい!」と思って取り組めること、「明日もやりたい!」と思える工夫があるもの がおすすめ。ここでは、小学1年生にぴったりの 12冊をピックアップしました。. この春から長女が親元を離れ,東京で大学生活を始めることになりました。将来の夢の実現に向かって着実に歩き始めた娘を心から応援したいという気持ちと,一方で会いたいときに会えない寂しい気持ちも予想以上に大きいと感じるこのごろです。 3月の引越しの日,上京して,長女と高校生の次女と3人で荷物の片付けをしていました。表面上はにぎやかに作業しながら,こうしていても確実に別れの「とき」は近づいているということで心は揺れていました。 荷物も片付いていよいよ別れのとき,私は,バス停まで送ってくれた長女に無理して笑って手を振り、バスに乗り込みました。胸にこみ上げるものを感じましたが,別れた後一人きりになる娘に最後に泣き顔を見せては不憫だと思いました。ここで絶対泣いてはならないと思いました。 でも,バスに乗り込みバスが走り出したんだとたん,これまでの緊張の糸が瞬時に解けて涙があふれてきました。傍らの次女が「お母さん,私というものがおるでしょうが。」とひょうきんに肩をたたいて励ましてくれました。その気持ちも嬉しくて笑っているのか泣いているのかわからなくなりました。 ちょうどそのとき,遠い日の思い出が鮮やかによみがえり,まさに情景が重なったのです。 今から28年前,私の姉がやはり親元を離れ,短大に進むことになったときのことです。当時高校生の私と母は,引越しの手伝いに出かけました。気丈な母は,荷物の片付けやら当座の買い物,大家さんへのあいさつをてきぱきと済ませました。そうしていよいよ別れることになったとき,駅まで見送りに来た姉に私たちは笑って手を振り,汽車に乗り込みました。汽車はホームを離れ,私たちは何も話しませんでした。それからしばらくして,窓のほうを向いたまま動かない母に気付きました。見ると肩を震わせ,静かに泣いているのでした。気丈な母の泣く姿など,私はこれまで見たことがなくて,正直うろたえたのを覚えています。何か声をかけなくてはと思い,「お母さん,私がおるでしょ。」と言ったのでした。その私の言葉に母は笑い,泣き顔といっしょになって顔がゆがみました。.
ゲームのルールは親ではなく子どもが決める
「こども若者☆いけんぷらす」などによりこどもの声を政策に反映させる取り組みを始めており、今秋には、こども大綱策定に 小学校に入ると、いよいよ本格的な勉強がスタートします。もちろん、学校の授業も大切ですが、同時に取り組んでいきたいのが「自宅学習」です。 肢体不自由、知的障害、自閉症、ADHDやLDなどの障害のある子に対する教育実践を積むとともに、地域の学校現場や保護者などからの「ちょっと気になる子」への相談支援にも こども家庭庁では年4月から.Safari 来年はうちらが優勝するんじゃけえ。」 と目を輝かせて話してくれた娘に、心の中でエールを送る母でした。. ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ メニュー 閉じる. 会社名 株式会社Yondemy. ヨンデミーについて 推奨年齢 6〜12歳 自力読みチャレンジから、「ハリー・ポッター」シリーズが読めるくらいまでのお子さんを対象にしています。. このシリーズでよく読まれている記事 1. ヨンデミー先生とだったら 本を読みたい! ヨンデミー先生がおすすめしてくれる本は、いつもとっても大好きです。あと、先生とお話しするとスタンプがもらえたり、本を読むと文字数の記録が増えたりするのが楽しいです!. 入会金 無料. 本のおすすめ AI ヨンデミー先生から お子さんにピッタリな本が おすすめされます。. 先日,息子とバスに乗った。 バスに乗る前,息子に「ちゃんと最後までやるんよ。」と言い,バスカードを2枚渡しておいた。降りる際に,息子が「大人1人,子供1人。」と言ってバスカードをカードリーダーに通したまではよかったが,1枚目で料金不足で,2枚目でもなお不足が生じた。 手持ちのカードがなくなった息子は,少し困ったような顔をして私の顔を見る。 今度は自分があわてる番だった。 鞄の中の小銭入れをさぐるが,これがなかなか出てこない。ようやく出したものの,今日に限って1円玉と5円玉ばかりでこれまたぜんぜん足りない。 バスカードの残金額をよく確認しなかった自分が悪かったのだが,通勤時間帯のことでもあり,降りる方も多く,どたばたした姿を見られて恥ずかしいやら焦るやらで,思わず息子に「何しょんね。しょーもないね。」と言いそうになった。 そのとき,肩を「ポンポン」と叩かれた。 振り返ると同じ職場のNさんで,「ニコッ」と笑って「たちまちこれ。」と言って自分のバスカードを差し出してくれた。 Nさんの機転の効いたちょっとした厚意であったが,おかげで他の乗客にさほど迷惑をかけることなくバスを降り,また,子供に八つ当たりするという,みっともないまねをして父親の株を下げずに済んだのである。 温度計も既に30度を越えようかという夏の暑い朝だったが,それを少しの間忘れさせてくれるような爽やかな,ちょっと嬉しい気持ちにさせてくれる出来事だった。 Nさんホントにありがとう。. 月額 ¥ 年齢 :30代 性別 :女性 職業 :その他 住所:県内 安浦町 わたしの家にはつばめの巣がたくさんあります。 特に納屋には,既にいくつもの巣がかけられており,その下はふんでいっぱいで困っ ているのですが,新たに家の入口の上にもつばめが巣をかけ始めました。 そのつばめ夫婦は新婚らしく(?)どうしても新居がほしい様子で,いくらその場所 から追っ払ってもまた,そこに帰ってきては巣づくりを始めます。わたしは入口が泥や ふんで汚れていくのがいやで,何とか追い払うことばかり考えていました。 先日,おじいさんがその巣の下にたなを作ってくれました。追い払うことばかり考え ていたわたしに対し,つばめと仲良くやっていこうと知恵をしぼってたなを作ったおじ いさんの優しさに,わたしは自分の心のせまさを感じたのでした。 困ったことに対して,自分の都合でひとつの解決方法しか考えないのではなく,より よい解決の仕方を考えていくことが大切であると実感しました。. 授業に役立つ 小学校 国語 先生向け 特別支援教育. ある日,いつもは,私の横でぬいぐるみを抱えて一緒に寝る小学1年生の娘が,違う部屋で寝ると言い出した。 娘はインフルエンザに罹っており,前日までは,夜になると高熱にうなされ,私の体に,がしっとしがみついて寝ていたのにである。 どうしたのかな,嫌われちゃったのかな。と母としては何となく複雑な思いを抱きながら数日が経過した。 インフルエンザも快方に向かっていたころ,「私と寝るのが嫌になったんかね。」とつぶやくと,主人が,「『お母さんにうつしちゃいけんけえ』って言ってたよ。」と教えてくれた。 家族で,私だけがインフルエンザに罹っていないのを気にかけての行動だったとのこと。 まだまだ,ぬいぐるみを手放せない1年生が,私の身体のことを気遣ってくれていたことに驚き,娘の優しさとともに成長を感じることができた。 今では,娘も元気になり,いつものように,ぬいぐるみを抱えて一緒に布団に入る日々が戻ってきている。. ヨンデミーは他の読書サービスとここが違う! A社 子ども向け電子書籍サービス 月額 ¥ 学研のこどもアプリ 学研のこども向けアプリのご紹介です。ドラゴンドリル、お金教育、かず、知育、英語、ひらがな、カタカナ、時計など幼児~小学生の学習にピッタリのアプリが大集合。人気の書籍や雑誌から生まれたアプリもたくさんあります。. 先日,娘は先生から卒業式の歌の伴奏を頼まれたそうです。家族のみんなから, 「大丈夫?今度こそ,断った方がいいんじゃない?」 と言われていましたが, 「私,やるの。自分で決めたんだから。」 ときっぱりと答えていました。. noteで記事も発信しています 「子どもがYouTubeに夢中だと親はモヤモヤする理由」に子育てのヒントが詰まっていた!. たのしく習えば、 読書はハマる!. 茂木さん オオタ監督 @シネスイッチ銀座. まさしく,繰り返される「母の思い」であり,「娘の思い」であると思いました。 12日の母の日に,長女からメールがとどきました。 「お母さん,いつもありがとう。お母さんのおかげで私はいつも元気に日々をおくっています。お母さんも元気でおってね。」. 平日の朝,バスに乗って仕事に向かっていた時のことです。その日は蒸し暑く,雨が降りそうな天気であったため,バスは傘を持ったたくさんの通勤,通学をする人達で満員でした。道路も車が多く,時刻表通りにバスも進んでいませんでした。「このままだと予定より遅い到着になりそうだな。」と私には少し焦る気持ちがあり,周りを見てみると,時計を何度も見ている乗客もいました。 終点まであと少し,というバス停で,何人かがバスを降りていきました。運転手さんがドアを閉めようとした時,急にドアの近くに立っていた一人の男子学生が,運転手さんに話しかけていました。「また到着が遅れないか。」と思った時,その学生はバスを降りて行きました。バスは停まったままで,ドアも開いたまま。何かあったのかと車窓からその学生を探していると,先ほど降りた人に,学生が傘を渡しているのが見えました。私以外にも,乗客の多くはその姿を見ていたと思います。すぐに学生は戻ってきて元の場所に立ち,バスはまた出発しました。 私と親子ほどの年の差のあるその学生が,すぐに行動できる心の持ち主であることに,私は感心させられました。 その後は,蒸し暑かった車内も心なしかさわやかになり,他の乗客の人たちの表情も和やかだった気がしました。 朝から元気をもらうことのできた一日でした。そして,元気をあげられる人になろうと思いました。その学生に感謝したいです。. 今日,とってもゆう大なものを見ました。とってもきれいなものでした。 ななななんと,とーっても大きくてきれいな「にじ」を見たのです。 最初,犬の散歩のと中で見つけて(あっ,にじ!)ぐらいにしか思わなかったのに,どんどんどんどんはっきりとした色が出てきて,思わず橋にこしかけて見ていました。 「ワー!きれい!大きいなぁ。」 雲でてっぺんの部分がかくれていたけれど,とっても大きくアーチがえがかれました。 「大きーい。すっぽり自分がにじの中に入っているみたい。」 そのとき,にじと夕焼けが重なったときだったので,とっても得した気分になりました。 にじは歩いて渡れそうでした。. その日の夜,アパートのブザーが鳴った。出てみると,朝の運転手さんが立っていた。「本当に申し訳ありませんでした。」彼は,深々と頭を下げた。 そして,足首の包帯に驚き,「大丈夫ですか。」と尋ねた。見るからに気のやさしそうな人だった。病院に行ったことを伝え,「たいしたことないですから。」と言った。彼は,かえってこちらが恐縮するほど,何度も何度も頭を下げ,帰っていった。. 島村華子 (モンテッソーリ教育研究家) 体にも心にも残る体験できる場所 信頼されていることを経験できる場所 自分の能力を信じる体験を重ねることができる場所 子どもの学ぶ権利と学び方の自由が守られている場所 「なぜ」の好奇心の芽がルールによって摘まれない場所 自分の声には価値があることを学べる場所. この映画の中に生きてる、子どもたち、おとなたち、 みんなが命を輝かせている。 あなたはあなたのまま。わたしはわたしのまま。 「ある」がままでいい。 自由でいいんだよ!って、大きく、あったかい声が 胸に満ちて、響きわたる!. それでも、準備・部活・勉強と上手く時間をやり繰りし、 たった5分ほどの発表に全力で練習を重ねる生徒たち・・・。 最近は、「一生懸命に何かをすること」を恥ずかしいと感じている子どもが 増えたように思っていましたが、「何事にも全力」で頑張っている子ども達が たくさんいるのだなと改めて考えさせられました。 まさに『青春』ですね。 帰ってきた娘によると、あのクラスは優勝したのだとか。 「先輩すごかった~! 福山市のグリーンラインは自動車で山上の道路を走りながら,鞆の浦や瀬戸内海の景観を見渡せる観光道路です。所どころの展望台から見渡す瀬戸の海は絶景です。その展望台のすぐ下を見るとゴミや古布団やテレビが捨ててあり唖然としたことがあります。ある時,中年のご婦人がそれらの不法投棄されたゴミを拾い集めビニール袋にいれ乗用車で運んでおられる姿を見,思わず近寄って「ありがとうございます」とお礼を言いました。グリーンラインは福山市民みんなの道路です。自分の家の庭のように綺麗にするよう心がけねばならないものであろうと思います。 私立中学の生徒達が,時々学校外の通学道路のゴミ拾いを全員で行っているのを見て感心しますが,道路はみんなのものであるという認識が大切と思います。. 反復学習で基礎力の向上を目指す 「陰山メソッド」 を確立し脚光を浴びた、陰山英雄先生監修の「早ね早おき朝5分ドリル」シリーズ。朝の短い時間でも取り組めるように、1日分はたった5分。毎日コツコツ続けやすく、続けることで基礎力を定着することができます。各ページに例題がついているところもポイント。解き方をきちんと把握できるので、スムーズに取り組むことができます。 1回終わるごとに達成シールをシートに貼っていきましょう。どこまで進んだかがわかると、子ども のやる気も上向きに。. 庄子寛之 (東京都 公立小学校教員) この映画からたくさん感動しましたが、 一番見てほしいのは、手作りの卒業式・入学式です。 現在日本の公教育では、 例年通りのどこでも一緒の行事が行われています。 「子供たちのために」なんて声はよく聞かれるのに、 例年通りの行事が行われていく。 「任せる」「見守る」「そのままでいい」 公立でもできるそんなヒントがたくさん散りばめられている考えさせられる映画です。. ひとりでみる夢は ただの夢 みんなでみる夢は 現実になる John Lenon ジョン・レノン. 精神医療の分野と重ねてみると、例えば、多くの人と違うとか、既存の学級に馴染めないというだけで 「発達障害」と言われてしまうこどもは思いのほか多いはずです。 大人からは凸とか凹に見えるこどもの側面は、その人の宝物かもしれないのです。 作品に登場するこどもたちに、 「いろんな常識とか知識で頭でっかちの大人たち(もちろん僕も含む)、こどもを舐めんなよ!」と、 軽やかに教えられたような気がしました。. 容易度 この記事は容易に見つけられましたか? はい どちらでもない いいえ. 今年の年末は,思いがけず2度の大雪となりました。 私の勤めている学校にも30~40cmくらい積もりました。ところが,車道は除雪されても,歩道は除雪されません。低学年の子どもの登下校には,とてもつらい状況です。 そこで,学校からの通学路の歩道を歩いて,道をつけることにしました。誰も歩いていない,深いところはひざまである雪の中をおよそ2時間かけて,国道沿いの歩道を往復しました。長靴の中に雪が入るし,足は棒のようになりました。 歩きながら,自分が子どものころを思い出していました。 昔は今に比べて積雪量も多く,30cm位の積雪は珍しくありませんでした。こんなときは必ず,母が朝早くから家の前からメイン道路までの道を除雪してくれていました。 改めて,母の愛情を実感でき、心の中で「ありがとう」と言いました。 子どもたちは,しんどいことや面倒なことを避けず地道に取り組んでいる大人の姿を,じっとみています。 そして,子どもたちが大人になってしんどさを感じたとき,親や身近な大人の頑張っていた姿は,きっと心の支えになることでしょう。.